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2012年 09月 27日
朝、起きた時は綺麗に晴れていたのに、
なんだか雲が増えてきました。 北風も、ちょっと強くて冷たいわ~。 それでも窓全開な我が家です・・・。 お馬鹿でごめんなさいね(^-^;) *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ 久しぶりに本のご紹介です(^-^) 『鈴の神さま』 知野みさき 著 ポプラ社 刊 四国の山間にある小さな街・高野町。 そこには、町の人たちに愛される神さまがいらっしゃる。 小さな小さな神社にまつられた神さま。 鈴守の神さまが居らっしゃる(^-^) 神さまの名前は『安那(やすな)』 とても小さな神さまです。 見た目は・・・・ 人間で言うと、6歳くらいでしょうか。 着物を着て、まるで時代劇の中の登場人物のよう。 「○○なのじゃ。」 とか 「○○じゃろう?」 とか 「うむ。 そうなのじゃ。 すまぬのう」 とかとか、 なんとも時代がかった言葉使いをいたします。 お世話係は『楓』さま。 渋い着物に身をつつみ、丁寧な言葉遣いです。 安那さまの身の回りのお世話から、 教育係もこなします。 安那さまは、甘いものが大好き♪ 高野町にある和菓子屋さん『雛屋』がお気に入り。 そこのおまんじゅうに目がありません。 でもね? まだ小さいので、沢山は食べられないのです。 というか・・・・ 食べさせてもらえません(^-^;) 楓さまに、きびし~~~く見張られているからです。 5つのお話からなる、この本。 違う時代に生きる人たちが、 安那さまとのかかわりの中で、 何かに気付き、生きて行くお話です。 中学生の少年だったり、 戦争で疎開してきた妊婦さんだったり、 売れない役者さんだったり、 安那さまと同じ年頃の女の子だったり。 安那さまは特別な事はしないのに、 なぜか、心が動かされるのです。 それは、彼が神さまだからだけじゃなく、 純粋に、たおやかに、 そして愛を知っているからだと思います。 読み終わった時、 「あ~。終わっちゃった・・・」って思う程、 すっかりお話の虜になっていました(^-^) 安那さまの持っている鈴。 彼にしか鳴らせない鈴。 その音は美しく、優しく響きます。 きっと、あなたの心にも聞こえるはず。 彼の姿が見えるはず。 さぁ、安那さまに会いにいきましょう。 勿論、雛屋のお菓子を忘れずにね(^-^) 図書館で借りて読んだのですが、 とっても、と~~っても気にいってしまいました。 購入しようかなぁと考え中です。 きっと、この先、何度も何度も、 繰り返し読みたくなると思うのです。 気持ちがかさついた時、 疲れた時、 優しい気持ちを忘れそうな時、 大丈夫だよって言われたい時、 甘えたい時、 自分のために、誰かのために、 読み返したいと思うから・・・・(^-^) 宜しければ、読んでみてください。 暖かい気持ちになれると思います。 和菓子を食べたくなるのが・・・・ ちょっと、辛いかしら~~(^-^;)
by fuuco_24
| 2012-09-27 10:04
| 図書館
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