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2011年 10月 12日
金木犀の香りも消えてゆき、
紅葉の見どころを知らせるニュースが目立ち始め、 秋なのね~~と、思う今日この頃ですね。 紅葉狩りに行かれる方も多いのかしら(^-^) 街路樹も、もうちょっとしたら色づくかしら。 駅の北側のメインの通りに銀杏が植えられています。 少しずつ黄色に変わるのが待ち遠しいです。 毎年、車で通るたび、 『真っ黄っ黄~♪』と言うのが常です。 綺麗に色づくのはまだ先ですが、 通るたびに窓から眺めています(^-^) *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ 秋の夜長に読書はいかがでしょう(^-^) 2000年ン刊行された本なので、 読んだ方も多いかもしれません。 何年か前に映画化もされましたね。 『朗読者』 ベルンハルト シュリンク 著 松永 美穂 訳 新潮社 出版 文庫化もされていますよ~(^-^) ミヒャエルの目線(語り)で作品は進んでいきます。 下校途中で気分が悪くなり、壁にもたれて嘔吐してしまった15歳の少年・ミヒャエル。 偶然通りがかった女性・ハンナに乱暴にではあるものの介抱を受けます。 十分にお礼も言えぬまま、彼は家にもどり病床につきます。回復したミヒャエルは、花を持ってハンナを訪ねお礼を言います。 自分の母と言ってもおかしくない、25歳も年上のハンナに、彼は惹かれていきます。 そして、逢瀬を重ねる関係になります。 ハンナはミヒャエルを『坊や』と呼びます。 「坊や。あなたは、とてもいい声ね。この本を読んでよ。」 ハンナは、ミヒャエルにいろいろな本を朗読する事を望みます。 決して公には出来ない関係でも、幸せだったはずです。 しかし、ハンナは突然、姿を消してしまいます。 ミヒャエルは必死に探しますが、見つけることはできませんでした。 喧嘩もしたけど、なぜ? 仕事も順調だったのに・・・・ 数年後、彼は法律を学んでいました。 ゼミの一環で、ある裁判を傍聴することになります。 そこで、彼はハンナを見ます。 彼女は、被告席に居ました・・・ 彼女がひた隠しにしていた過去。 それが、哀しいまでにあらわになってゆく裁判。 ミヒャエルは、その裁判を通して彼女が消えた理由を知る事になります。 ハンナは懲役刑になります。 ミヒャエルは、ハンナに朗読した本のリストを見つけ、 録音し、彼女に送り続けます。 「この間の本は、とてもよかったわ。坊や」 そんな短い手紙が届くようになりました。 ハンナは出られる事になりました。 ミヒャエルは、彼女の身元を引き受けることにします。 新しい二人が始まるはずでした。 でも、ハンナが選んだ答えは・・・・。 決してハッピーエンドではありません。 ただただ、哀しいだけだと思う方もいるでしょう。 でも、とても綺麗なお話なのです。 どうすればよかった? 何ができたの? どう言えばよかった? 受け止めきれた? それでも、ハンナはきっと幸せだったと思いたい。 ミヒャエルは、彼女を本当に愛していました。 ハンナも、きっと・・・。 読み終わって、涙が出ました、 勿論、読んでる途中も何度も涙が溢れそうになりました。 それでも読んで良かったと思える本です。 私は、ハンナが『坊や』とミヒャエルを呼ぶのが好きです。 きっと、とても優しく呼び掛けていたと思います。 母のように、暖かく、 恋人らしく、甘えたように。 声を出して読んだ事もありました。 そんな読み方も似合う作品だと思ったから。 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ 映画は見ていません。 原作に忠実に映像化されていると聞きました。 でも、私の頭の中に聞こえる、ハンナの声。 『ねぇ、坊や』と呼びかける声。 それを上書きしたくなくて、観る事が出来ずに居ます。 もしよかったら、 読んでみてください(^-^) 重い内容かもしれません、 哀しい作品だと思います。 でも、きっと流れてくる涙は、 綺麗な涙だと信じています。。。、 秋の夜長に似合う作品だと思います。 おまけ♪ 本日のお弁当~♪ カジキマグロのピカタ ウインナー (ちっこいやつ) ピカタとウインナーの下にはサラダ菜くん。 しし唐の甘辛炒め 佃煮 (市販品) プチトマト ご飯、 梅干し (市販品) ちりめん山椒のふりかけ (市販品) 朝は詰めるだけです。 ぜ~んぶ夜に作っちゃいます。 う~む、色どりが悪いですねぇ。 でも、いつもこんな感じですよ~。 がっつり食べたい旦那さまなので、 おかずも濃いめの味付けになります。 野菜が足りないなぁ(-_-;) お弁当箱をupしたので、 こっちょりお弁当も公開してみましたぁ。 「こんなんでいいんだぁ♪」と思っていただき、 日々のお弁当作りの自信に繋がればよろしいかと。。。 これで文句を言わない旦那さまに感謝であります。
by fuuco_24
| 2011-10-12 10:08
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